Evernote

あなたの大切な情報、10年後にも残っていますか?

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Evernote推しでした…

第二の脳と言われるEvernote。散在するノートやメモをあれこれ考えることなく放り込んで頭をすっきり解放、思いついたキーワード検索で瞬時に取り出せる夢のようなツールでした。過去形。

無料版で十分と思いつつも、サービス基盤を支えなくてはという崇高な気持ちからプレミアムに課金。とにかくどんなファイルも放り込み、この中に書き溜めてきました。ハードディスクの中を探さなくても、必要なものはEvernoteの中にあるという安心感で何年もお世話になってきたわけです。特に重宝していたのはメールの保存。複数のアカウントで受信したメールを添付ファイルごとEvernoteに転送、思い付いたキーワードで引っ張り出すことができました。1ノートあたり200MBの制限があり、大きな添付ファイルは別途クラウドに保存するなど痒いところに手が届いていない感はありましたが、稀なケースでしたので問題なし。

Evernote大丈夫かな…

それでも、いつ頃からかなー。Windows版のUIが非常に使いづらくなって「これはマズイ、ヘビーなユーザーが離れるのでは…」と心配になってきたのは…。もちろん以前のバージョンに戻す公式の情報もありますが、それは違うような気がします。特にこれまで頻繁に使ってきた機能の挙動が変わってしまい、困っていることは少なくとも以下の2点。

  • 印刷プレビューですぐにPDFイメージを確認できたのに、新しいUIではひと手間かかるようになった。
  • 新しいノートブックに溜まったノートを別のノートブックに移動できない!?(移動先ノートブックの参照ができない?これについては新しい仕様がよくわかりません…。)

もちろんこれまでも完璧なアプリだったわけではありません。ノート執筆中のアンドゥ処理が謎の挙動だったり、執筆中 突然すべての文字装飾が失われて平たい文章になったり、画面と印刷で表のレイアウトにかなり差があって「うー、もうっ!」となったり……。

それでも、そんな些細な不具合を払拭する恩恵を与えてくれていたEvernoteが大好きでした。また過去形。

あと、クラウド系サービス全般に言えることですが、サービスの提供がいつか終わる可能性があること。その「いつか」が突然やってくる可能性も捨てきれません(この点ではEvernoteの運営は正直不安が払拭しきれない…涙)。そうなった場合、それまで蓄えた情報資産(第二の脳)が失われることは避けたい! これはEvernoteに限ったことではありませんが、運営の財務状況だけで判断することもできないので難しいところです。はっきりしているのは、どんなサービスにも絶対はなく不確実だということだけ。

脱 Evernoteを目指して…

というわけで、プレミアムの課金残が1年弱となった今、別の第二の脳を求めて脱Evernoteプロジェクトが始動します。

具体的な案はまとまりつつありますが、実現できるかどうかは未定。でも大切な情報を10年後、20年後にも残すために行動を起こさないとね!

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