この貫禄は伊達ではない
無料(!)で譲っていただいたMac Pro (1st Gen.)をリカバリしました。発売から10年以上経過してすでに役目を終えた感がありますが、Xeon(R)を2個積んだ存在感あふれるアルミ筐体は置いてあるだけで圧巻です。
もちろん好みもあると思いますが、Macのアルミの質感は洗練されていますねー。冬場は寒いですが……笑
巨大な筐体の内部にはサイドパネルを外してアクセスします。余っていたHDDを引っ張り出してきて4個の3.5インチハードドライブベイに装填(250GB+500GB+500GB+500GB)しました。圧巻です!
さて、リカバリしますか!
まずは順当にスノーレパード
Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)。パッケージかわいい…。
Mac Pro (1st Gen.)の公式サポートはMac OS X 10.7 (Lion)まで。Xeon(R)を積みながらもEFIやグラボが32bit故、64bit OSが起動できない悲しさがありますが、64bit化やOS X El Capitanをインストールした つよつよエンジニアたちの挑戦の記録がググればいろいろ出てきます。まーそこまで手を加えるかは別として、まずは普通にリカバリしましょう。
DVDからブートさせてクリーンインストール。20分くらいで再起動するので、ローカルアカウントやキーボードの設定をすれば懐かしのSnow Leopard!
再起動時の「ようこそ」ムービーの音量は心臓が飛び出しそうでした(@_@;)
お約束の「このMacについて」。2基のXeon(R)が眩しい!
ベースは整ったのでここからアップデートしていきます。
[リンゴマーク]-[ソフトウェア・アップデート…]すると諸々アップデートが出てくるので一気にインストールしたいところですが、不具合が出るとの情報もあったので、先達の知恵に感謝しながら一つずつインストールしていきます。
ソフトウェア・アップデートをすべてインストール完了。バージョンが10.6.8になりました。通常できることはここまで。有料で10.7 (Lion)にすることもできるようですが、まずはいろいろ試していきましょう!
今後の計画など
実はこの後、ファームウェアをアップデートしました。詳しいやり方はググればいろいろヒットするので割愛しますが、数ある改造の中でもファームウェア1.1→2.1へのアップデートは比較的ハードルが低そう…。ならば情報が残っているうちにということで実施。
[このMacについて]-[詳しい情報…]を確認してみると しっかり2.1に変わりました。先達の情報に感謝です。
これからいろいろと手を加えていきたいところですが、まずはLionへのアップデートかなー。それ以上はグラボの交換なども必要になってくるので余裕があったらということで。
それにしてもMac Pro (1st Gen.)はアイドル時でも消費電力200W超えになるので、電気代はともかく夏場はエアコン必須。下手をしたら発熱でパーツ故障もあり得るので、用途もあわせてのんびり考えます(・∀・)